イデアデイ idea-day

30歳男の理想像を追求するブログ。日々のファッション考察、コーディネート、アイテム紹介、トレーニングなど。「イデア」は哲学用語ですが、一般的には「理想」とか「実像」とか言ったりします。目に見えているものはイデアの影であり、その背後にある本質的な部分やものごとの原型部分をイデアといいます。 男性としてのイデアを追い求め、日々の考察、気づきなどを書いていければと思います。

日本人に合うファッションを考える

服を買う時にも、コーディネートする時にもいつも考えていることが、日本人に合うファッションは何かということです。

日本人にも千差万別色んな顔の人、体型の人がいて、人それぞれだと結論付ける人もいます。しかし、どんな顔、体型の人であれ純日本人であれば、顔つき、肌色、体型は同系統であり、根本的には同じだと思います。ですので、日本人として合う基本的な色やデザインはあり、そこからその人の個性にあったアレンジをしていくのが一番おしゃれになる近道だと思っています。

日本人が近代以前に着ていたものは和服、いわゆる着物で、基本的に平面的に作られており、そのため綺麗に畳んでタンスにしまうことができます。平面なので基本的にカッティングラインも直線的です。日本人は顔や体が立体的ではなく(凹凸が少ない)、メリハリがありません。そのため、平面的な服は体に合っていますし、直線的なカッティングラインも日本人の雰囲気や、切れ長の目、真っ直ぐな黒髪によく合います。

それに対して欧米人は、鼻が高くて、目の彫りが深く、体は胸板があり手足が長く、顔や体にはっきりとしたメリハリ(凹凸)を持っています。服はスーツなど立体的に曲線を多く取り入れて作られています。

立体的に作られたスーツは欧米人のメリハリのある体のラインを綺麗に見せますし、はっきりとした顔立ちには強めのハードな服(レザージャケットなど)も馴染みます。

日本人がスーツの着こなしをどんなに頑張っても、欧米人のカッコいい人のスーツ姿には勝てない気がします。よくスーツは誰にでも合うし、カッコ良く見せると言いますが、日本人はそういう訳でもないと思っています。また、ジーパンも基本的に足のラインをもろに出すので欧米人には敵いません。

欧米人と同じ土俵で勝負しても勝てませんし、欧米人には欧米人の良さがあります。欧米人は顔も体も大味なので、はっきりした色や大雑把な分かりやすいディテールが基本的に相性がいいです。逆に日本人は繊細、曖昧なカラー、細やかなディテールのアイテムが相性いいです。

これらのことは、すでにあたりまえのこととしてよく言われていることですが、

じゃあ日本人は和服を着るべきなのかというと、それはまた現代においては違うと思っています。

現代においては、「和」のニュアンスを残しながらも現代人に合った着こなしが、日本人として一番おしゃれになれる方向性だと思っています。

欧米の洋服は動きやすいですし、現代の日本においては普及してしまっているので、欧米の服はベースにしつつも日本的な和の雰囲気を取り入れているアイテムを選ぶことが肝心だと思います。

 

具体的には、例えば下のコーディネート

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これは、ドメスティックブランドの「MARKAWARE」のスタイリングですが、上手くセットアップスタイル(スーツスタイル)に和のテイストを入れていると思います。

まず、ノーカラーであることが着物の首元を連想させますし、ジャケットのシルエットもアームホールが太めになっており着物のような袖付を感じます。そして、パンツはワイドテーパードになっており、緩さを出すことで日本人の弱点の足の短さやO脚などのシルエットが緩和されます。

 

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これはフランスブランド「LEMAIRE」のスタイリングですが、直線的なシルエットや緩さ加減が日本人にも馴染みそうです。

 

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現在流行りのオープンカラーシャツも首元のVネックや直線的に落ちる身幅など、和のテイストが感じられるので日本人によく馴染むと思います。

 

「和服」を現代にアレンジしたブランドで京都にSOU・SOUというブランドがありますが、これは行き過ぎた感じで微妙だなと思っています。

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確かに和の雰囲気ですが、やり過ぎている。

人気ブランドではありますが、ちょっとコスプレ感が強く、日常着というところからは外れてしまっていると思います。

日本ブランドで「和」を絶妙に取り入れつつ、洗練されていてカッコいいブランドを探しているのですが中々見つかりませんね。

アイテムによっては、MARKAWAREやKAZUYUKI KUMAGAI なんかは上手く取り入れているものがありますね。

 

「直線的なライン」、「平面的」、「程よく緩いシルエット」が日本人の体に合った服だと思います。

コーディネートにはどこかしらこれらのポイントを取り入れることを意識しています。